2009年07月26日

精神障害者退院促進事業とは

退院することが可能な精神障害者の方は実際多くいますが、社会的な受け皿がなかったり、患者本人が希望しなかったりといった理由で、なかなか退院促進が思うように言っていない状況があります。

国としては退院が可能な精神障害者は退院をして、地域で生活をすることを目標にかがげていますから、それを促進するためにできた事業が、精神障害者退院促進事業というものです。

自立支援員という人が精神科病院に訪れ、個別に病院の精神保健福祉士などと連携をとりながら、退院に向けてサポートを行っていきます。

自立支援員は患者さんと一緒に外出したり、他の施設を見学に行ったり、少しでも外の雰囲気を一緒に過ごすことによって、退院に向けて準備をしていきます。

平成16年ころから始まった事業ですが、私の見解ではなかなか長期的に入院を余儀なくされていた精神障害者の方を退院してもらうというのは難しいようです。

認知的なものも入院生活が長ければ長いほど、失われていきますし、社会生活のスキル自体がだいぶ落ちてしまっています。

仮に退院できたとしても、慣れない環境で再入院ということも考えられますし、退院促進事業で退院できたとしても継続的なフォローは必要になってくると思います。

今後精神障害者退院促進事業が、精神科入院患者の削減に、貢献できるか注意していきたいところですね。
posted by ラカン at 17:19| 精神障害者関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。